2016-09-23

目指せゼロ動線_収納計画を考える~リビング編~

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久しぶりに、ゼロ動線の話を更新です。

リビングに集まってくるたくさんモノたち。

もしも、収納がしにくかったり、収納場所が遠かったりすると。。。

床の上に、ちょい置き。
家具の前に、ちょい置き。
扉が開かなくなって、またまたちょい置き。

当然、探しモノがみつからず、いろいろ開けて探すうちに、
床が、だんだん見えなくなる。。

なんてスゴイ状況にもなりかねません。

それを避けるために、

モノの住所(収納場所)を決めてあげること。
ゼロ動線を目指す、動線上に収納を作ること。
出し入れしやすい、収納を作ること。

必要なモノを見極めること。

(更にもうひとつ、コツがあります。)

築40数年、リフォームさせていただいたS様宅のリビング収納の工夫は。

お仕事関係、パソコン関係のものは、リビングに続くコーナーに、スタディコーナーとしてまとめました。

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使いにくかった地袋収納は、すべて引き出し式に。
ここに、リビング周りで必要な、様々なモノが収納できます。
磁器製の、白いつまみは、私からの提案で。。

Before

 

 

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After

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最初に私が提案したのは、白い壁面にTVボードを兼ねた壁面収納。

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けれども、Sさま、リフォームを機に思考を整え、必要なものをちゃんとチョイスされて、
たっぷりの収納は必要なしと判断されました。

そして、蔵の中から、古い箪笥を出して来られて、リビング収納として使われることに。

モチロン、大工の雅さんが丁寧に調整を。。
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ゼロ動線で設える、必要なだけの収納。
それは、ひとりひとり違います。

たっぷりの収納を作ればいいというものでもありません。
床面積が増えれば、コストもかさむし
永年、固定資産税もその分払っていかねばなりませんからね。

どうしたらいいか、わからない。。
という方。
リフォーム、新築に関して相談したい。。と思われる方。
ゆっくり話をきかせてください。
自分の身丈にあった、心地よく丁寧に暮らせる家を作る、小さな講座を考案中。。

詳しいことが決まったら、またお知らせしますね。

案内をご希望の方はコチラから → 

 

 

2016-09-22

かかりつけの住まいの医者でありたい_天窓から雨漏りした日に。。

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天高く心地よい秋なのに、雨、アメ、あめ。。

広島では、台風の影響もあって、
JR山陽本線も、運転を取りやめるほどの強い雨に見舞われました。
風とともに、吹きつけるバケツの水を、ひっくり返したような雨。。

その翌日、築13年めのSさまから、天窓からポタポタと雨が落ちました、との電話を受けました。
それは大変!!と、板金屋さんと、早速向かいました。

屋根の上に上がって、点検。
木枠に少し、雨だれの跡が見てとれました。

これは天窓を構成するシール部材の劣化によるものだと判断し、
メーカーにメンテナンスを依頼しました。

私がよく使う天窓は、北欧デンマーク生まれのベルックスというメーカーなのですが、
10年間メーカー保証、
10年目ごとの安心点検で、保証期間が延長されるそうです。
(メーカーのHPへリンクします。  →   ★

点検して防水材や部品交換の必要があれば補修、安心して暮らせますからね。

天窓は、家の奥まで光を届けることができ、
風の道を作ってくれます。
夏は、家の中の熱を、煙突効果で外に出し、下からの風を呼び込んでくれる、
本当にスグレモノの窓。

メンテナンスの必要性と天秤にかけても、天窓を採用したいと思うことも多いです。
それが億劫であれば、天窓はつけない方がよいです。

今、天窓をつけておられる方で、
もし、点検をされたい方があれば、工務店やメーカーに尋ねてみられたらよいと思いますよ!
モチロン、私にお問い合わせくださってもOKです。
こちらからどうぞ。→⭐️

常々思うのですが、家は建ててからが長いお付き合い。
かかりつけの住宅医でありたいと思うのです。
そのためにも、ただいま住宅医スクールin広島を受講中。。

2階建ての屋根の上、
せっかく上がったので、OMソーラーのガラス周りも点検。

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終わったらSさまが、お茶を用意してくださいました。
お茶をいただきながら、しばし、おしゃべり。。
暑かった今年の夏も、一台のエアコンを時々まわして、家中快適に過ごしてくださったそうです。

 

2016-09-16

熊本地震から学ぶこと。。

熊本、福岡で家を作られるエコワークスの小山貴文さん。
Facebookで繋がらせていただいているのです。

先日書いておられたのは

熊本地震で学ぶべき、とてもとても大切なこと。

blogでもシェアさせてもらいます。
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委員の本音は?
(住宅業界の方シェア希望 m(_ _)m)

昨日、国の熊本地震原因分析委員会の報告書(案)が
国土技術政策総合研究所のHPで公開されました。

木造住宅への提言の骨子は次の一文です。原文のまま引用。

「大きな被害のあった益城町中心部においても、住宅性能表示制度に基づく耐震等級(構造躯体 の倒壊等防止)が3のものには大きな損傷が見られず、大部分が無被害であった。このため、 消費者により高い耐震性能の選択肢を示す際には、住宅性能表示制度の活用が有効と考えられ る。」

かなり回りくどい表現ですね。。。
率直に書くと次のような表現になるはずです。

「熊本地震のような大規模地震の被災を想定する場合、住宅性能表示制度における耐震等級2以下では一定の損傷・損壊が想定され、無被害・軽破程度の被害に抑えるには耐震等級3が推奨される。」
熊本地震からの学びにオブラートは不要だと思います。

行政所管の委員会報告書はどうしても行政の立場を尊重した表現にならざるを得ないので、その行間を読み取って情報発信することが全国から支援を受けた恩返しと考えています。
委員会メンバーではないある著名な先生は耐震等級4を新設すべきと主張されていましたし、日経ホームビルダーの9月号の論説でも震度7でも住める家とするためには等級3に加えてさらに工夫が必要とされています。
議論が広がることを願います。^_^
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実際に、あの地震を体験しなければ、
その恐怖も、
家や、家財を失うやり切れなさも、
住宅ローンの残った状態で、家の修繕をする苦しさも、
本当のところはわからないでしょう。

私ら住宅建築の携わる人間は
謙虚な気持ちで、耳を傾け、熊本地震から学ばなければいけないと思うのです。

耐震等級2以下では一定の損傷・損壊が想定され、無被害・軽破程度の被害に抑えるには耐震等級3が推奨される。

 

2016-09-15

50代、夫婦二人で仲良く暮らす、小さな家@萩原の家_秋風の中、進行中です。

残暑が厳しかったり、朝晩ぐっと冷えたり。
体調を崩されていませんか?
ワタクシも、少うし睡眠不足が続いています。
体調に気をつけて、しっかり秋を楽しみたいですね!

さて、萩原の家は、暑い中の職人さんの頑張りで、順調に進み、
先日、建物検査を受けました。

建て方が終わって、屋根を葺き終わり、建物の骨となる部分が完成したタイミングで、
耐力壁や、金物の取り付け、防水工事などを検査してもらいます。
何事の指摘もなく、無事終了。笑

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基本は、平屋暮らし。
一階、生活空間24.5坪という、小さな小さな家。
50代、自分たちのこれから人生を、しっかり見据えて収納も打合せ。
大事にしたいモノ、コト。
大事にしたい空間。
施主さまご夫妻と、必要にして十分な家作りを目指します。

小さな家でも、寝室は2つ。
生活時間やスタイルが違う二人の、
これも仲良く暮らす工夫の一つです。

車が好きなご主人の半インナーガレージは、
削ぎ落とされず残った空間ですよ。笑

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これから12月の完成に向けて、
更にがんばりますね。
また、進行中の現場の様子をUPしていきたいと思います♪

耐震、断熱の様子など、現場見学をしてみたいと思われる方。
いつでもご案内いたします。

こちらからお申込みくださいね →  

 

2016-09-12

サーモカメラが教えてくれたこと_12年前の12月のこと。

日々ひび、忙しい毎日です。汗
進行中の物件、設計中の物件、
メンテナンス中の物件に、
全力投球していたら、
数日経ってしまいました😅

前回の記事の続きです。

私が、サーモカメラで撮影してもらったのは、
二つの家でした。
時は、2004年12月15日。
12年前の話です。

ひとつめのA邸は、築48年、全面リフォームの依頼をいただいて、設計中の家。
ふたつめのB邸は、OMソーラーを入れて新築し、入居後1ヶ月の家。

※OMソーラーハウスは、簡単にいうと太陽熱を家の中に取り込んで、床暖房   をするシステムです。
   詳しくはこちらをご覧くださいね。

ふたつの家は、
同じ市内にあり、気候もそれほどは違いありません。

2004年12月の午前、午後同日の撮影です。

ひとつめのA邸、12月15日晴れの日の昼下がり。

築48年、リフォーム前のお宅。
寒いのが辛い、湿気が多いのが辛い、とのご相談をいただいていたのですが。。
玄関より廊下

玄関より廊下

左側の部屋は暖房がしてあるものの、廊下の床の表面温度は、4.8℃。

暖房してある側の部屋の温度は、部屋の上部に上がるにつれて温度が高く、

赤いところ9.5℃~10℃くらいでしょうか?

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ご両親の部屋

ホットカーペットが敷いてあるところは暖かいものの、敷いてないところは床に近くなるにつれ、冷えていき、床の表面温度は5℃です。

これでは、足元が冷えきってしまうのも無理ありません。

なんとか、暖かく心地よく暮らしていただこうと、
工事をさせていただきました。

新築のB邸には、午前中に行きました。

トイレの様子。

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トイレ

便座の部分は暖房してあるので、温度が高いですね。笑
床の温度は、18.2 ℃。

こちらも同じ家の写真。

太陽のチカラで、床の温度は、ほっこり22℃くらい。

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階段

床に近い部分が、温度が高く、
まさに頭寒足熱の様子がわかります。

リフォーム後の完成写真です。

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できればサーモカメラで、もう一度撮影してみたかったけど、
当時はめちゃめちゃ高かったのですよ。
今度は自分のカメラを手に入れたのでね、笑
いろいろ撮ってみたいと思うのです。

家を建てる。リフォームをする。
出来上がった空間はとてもきれいで、素敵になると思うのですが。
目では見えないものが、温熱です。

ほっこり、暖かい家になるように。
小さなエネルギーで、心地よく過ごせる家になるように。
夏は、すうっと風が通り抜ける家になるように。

どうしたら、そんな家になるの、と思われた方、
お気軽に、どうぞ、お問い合わせくださいね。

少し時間をいただくかもしれませんが 必ずお返事いたしますよ!