OMソーラー
自立循環住宅への設計ガイドライン
建築環境省エネルギー機構による
『自立循環住宅への設計ガイドライン
~エネルギー消費50%削減を目指す住宅設計~』
を受講しに神戸まで出かけました。
自立循環住宅というのは
・極力自然エネルギーを活用した上で
・建物と設備機器の選択に注意を払い
居住性や利便性の水準を向上させつつ
・エネルギー消費量(CO2排出量)を2000年頃の標準的な住宅と比較して
50%削減可能で
・2010年までに実用化できる住宅
ということだそうです。
平たく言えば自然の恵みを充分いただいて、
効率のいい機器を使い、エネルギーにできるだけ頼らない設計技術ということでしょうか。
設計にあたって、いつもいつも考えていることが
理論だて、系統立て、実験による数字的根拠をもって記されていました。
その為の具体的な設計手法も解説していただきました。
ジリツジュンカンジュウタクというと、なんだか大上段に構えたような
ちょっぴり近寄りがたい印象を受けるのですが、
実は自然に依りそった心地いい家を実現するための手法なのです。
夏には、自然の風を通し熱を遮断し、出来るだけ冷房に頼らなくてもいいように。。
冬には、太陽の恵みや少しのエネルギーで、足下を冷やさず頭寒足熱となるように。。
昼間は、自然の光を取り込み、照明器具に頼らなくてもいいように。。
高効率の家電を使い、エネルギーの消費を押さえられるように。。(地球にもお財布にもやさしい)
これは新築の場合、最初の設計に依るところが大きいのです。
自分の家のエネルギー削減率を、計算することもできるようです。
書いてあることを全て行えば、50%までエネルギーを押さえられるということですが、
それはやはり無理というもの。
後からは直せない部分を、きちんと作るべきかもしれません。
心地よい家をきちんと作れば地球にもやさしい家になる。
あらためてそう感じた講習会でした。
コメント2件
foo-ko | 2007.07.19 17:23
そう、ねーさんナイスです。
それこそが基本的に普段ワタシが設計している家なのですよ。
考え方をきちんして設計すれば快適で地球にもオサイフにもやさしい家ができますよ。
今すでに建っている築35年の某ハウスメーカーの家の断熱に奮闘中です。
方法は・・・きっとあるはず。。
ガンバリマス。。。
いつかテレビでやってた女優のタカギ(?)さや嬢が
建てた家と同じなのかな
家の周りの空気を夏は逃がして
冬はその扉しめて保温する って言うような
クーラーも暖房も要らないって言ってた
ほんとに家作りの段階でそうゆうシステム取り入れられれば地球にもサイフにも優しくて快適な家ができるよね
諸悪の根源の温暖化対策になるけど
すでに建ってる家でも出来ればいいのにね。。。。