民家再生

新築ORリフォーム?


とっても難しいテーマです。
何度かこの問題にぶつかって、今またぶつかっています。

ここでいうリフォームは大規模なもの。
基礎や構造、屋根まで直すとなると、ハンパじゃないわけで、改築または再生といった感じです。

建て替えたほうがいいですかね?とクライアントに尋ねられるのです。

建て替えた方がそりゃ今の建築基準法に合致して、
今の生活スタイルにマッチして、
今のいろいろな要望を叶えることができます。
当然そりゃそうです。
私なども更(さら)になった土地に一から設計させていただく方が楽です(笑)

予算が少なくてすむわけではありません。
新築と違って、壊してから作るわけですし、
機械でガガガって壊すわけではなくて、職人さんの手壊しとなるわけですから、
壊す・処分するの費用もそれなりにかかってきます。

でもきっちりと作られた家であれば、文化財じゃなくても、
我が家の歴史がいっぱい詰まった『家』を、もちろん再生させることはできるのです。

耐震補強、断熱補強、間取りの変更、光や風を呼び込むことetc…

大工さんも工務店も設計する者も、既存の建物に手を加えていくのは高い技術が必要です。
今ある建物と調査し、それを再生させていくのですからね。。

そこまでお金をかけて手間暇かけてまで

この家に住み続けたいか?

という思いが重要なポイントだと思うのです。
それが前提にあって考えていかないと、せっかく新築並にお金をかけたのに思うようにならなかった・・
って後悔してしまうかもしれません。

♪よ~く考えよ~お金はだいじだよ~♪なんてCMソングじゃないけれど
よく考えてみる必要がありますよね。
解体した古材を使って新築することだってできるのだから。

私はモッタイナイと考えてしまう質なので、民家再生の仕事は好きなのです。
でも安易にはいかないのです。
非常に大きな地震が来た場合、命の明暗を分けることだってあるのですから。。

現在の家を調査し、クライアントの要望を整理し、一緒に考えて。。。

2006-03-29 | Posted in 民家再生No Comments » 
Comment





Comment



CAPTCHA