円城寺の家(基本設計 中村 好文)

円城寺の家。。

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メンテナンス工事で、久々に円城寺の家を訪ねています。

引き渡しから一年半、住み込まれて風合いを増し、いい感じ。
中村好文さん設計のディテールが随所に美しい。

実施設計工事の日々が、鮮やかに蘇ってきます。

暖炉室に備えたベンチソファーに座ると、外界から離れ、素の自分になれる。
この家の心髄のような空間です。

 

ほっこりと。。

未だ一月末だというのに暖かな日差し。。

円城寺の家には、簡易型パッシブソーラー装置がついています。

通常OMソーラーは屋根の上に集熱ガラスを組み込み、床下に空気を送るのですが、

円城寺の家はロケーションがとてもいいので、
外部の法面に、集熱ガラスを取り付け、
ダイレクトに、床下に集熱された空気を送っています。

頭寒足熱、換気にも大いに役立ちます。

こんなにお天気のいい日は家の中もほっこり。。

 

天からの。。

・・・天から光が降ってくる・・・

円城寺の家の天窓はそんな感じです。

家のまん中の、階段室の白い壁に、柔らかく美しい光が降ってきます。

ねずみの親分の設計により、強い光を遮るための
スクリーンを取り付けました。

真夏には強い光を遮りながら、家の中の熱気を上に逃がすこともできます。
天井面のスクリーン、手動で開け閉めするのですが、
どうやって動くはヒミツです(笑)

トップライトは、当然ながら屋根に孔を開ける訳なので(笑)
雨仕舞には気を遣うし、
断熱、換気、住まい方などの関係によっては
結露のこともあります。

施工もいろいろとタイヘン。。

それらの要因を全て差し引いても私は天窓が好きです。。

 

玄関の表情。。

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円城寺の家、いよいよ大詰め。。

外構工事をお願いするランテックさんがやって来てくださると
現場は完成に近づいています。

『最後まで気を引き締めて。』とワタシも鉢巻きを締め直すとき。。

今日は外玄関に敷石を埋め込む作業。
長い間風雪に耐えて使い込まれてきた石は、見る角度によって表情も違います。

向き決め、高さも決めて、慎重に埋めて頂きました。
たった一個の石だけど、玄関に、この家ならではの表情が出てきました。

実はこの一見シンプルにみえる玄関ドア、ベニヤ板製(笑)
工事期間中のみの仮ドアなのです。

あれや、これや完成までがんばらなくては。。

 

姿現す。。

ついにこの日がやってきました!

円城寺の家の内装がほぼ出来上がり
工事期間中、覆っていたベール?養生を剥がすとき。。
工事現場がいっぺんに家の姿を現すときです。

丁寧に養生を剥がしていきます。
ワタクシ、いちばん危険人物といわれていますが
スタッフと一緒に奮闘。。
上質な美しい空間が姿を現しましたよ。

  

ここまできたら完成までもう少し。。
最後の詰めをがんばります。。