古いものを生かして使う

今あるものを、生かす@豊栄の家。。

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失ってしまえば、
そこにあったことすら、忘れてしまう。。

今あるものを見直して、
生かして使えるかどうか、考えたい。。

モノにあふれる時代、
お金を出せば、いろいろなモノを手に入れられる今だからこそ、

真摯に向き合っていきたいな、と思うのです。

先日、納屋リノベーションした豊栄の家。
考えてみれば納屋そのものが、
『今、あるものを生かして使う。』ことになるのですが(笑)

家具や小物、いろいろと生かして使うことを考えました。

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タタミ一帖を超える、たっぷりしたテーブル。
家族や友達、わいわい集まって食事をしたり、
趣味の作業や、家事に、とっても便利ですよね~。

天板は山桜の無垢板です!
でもよく見ると。。
脚はちぃっと錆感のある鉄脚。。

これは、施主さまがもらって使われていたもの。
ベニヤ板をつけ、テーブルクロスをして使われておられました。

脚を磨き、天板を取り替えて、メインテーブルとして再生~♪

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窓辺のカウンターに並んだ赤い椅子。

こちらは、某事務機メーカーの、よくある椅子でした。
座面のビニールが傷み、とれないカビもあったものの、

しっかりした作りで座り心地もよかったので
貼り替えることにしました。

施主さまが生地をセレクト。
リネン混じりの赤!
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2脚とも再生です♪

処分する?でもモッタイナイ。。と悩んでおられた古箪笥。
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大工の雅さん、引き出しを調整し、引き手を付けて、
収納として再生♪

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古い建具も戸車を替え、寸法を調整して再生♪

必要に応じて手をかければ、かけがえのないものになるものが、たくさん。

身の回りに、再び息を吹き返す素敵なモノはありませんか?

過去のブログもよろしければこちらから。

古い床板や煤竹を使った囲炉裏小屋

アンティークな椅子の秘密は。。

レトロ可愛い硝子@小泉の家
(広島住まいづくりコンクール リフォーム部門最優秀賞)

古い欄間を再利用@別所の家

 

暮らしのまん中に、レトロなテーブル。。

 

先日、リフォームの引渡しをして、一ヶ月ほど経過したクライアントさま宅を訪問しました。

ダイニングに置かれていたのは、使い込まれた飴色のテーブル。。
抽斗(ひきだし)は、箱膳式に使われていたもの。

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実は、このテーブル。
アンティークな回転椅子と一緒に、納屋の中に眠っていたものでした。
素材は松。
ひきだしの取っ手は外れ、傷みがかなりありました。
けれども、ガタつきはなく、何よりしっかりと作られている。。

これも直したら、素敵なテーブルになりますよ。と提案すると、
『いえいえ、こんな古いモノは、もう使いません。』とクライアントさま。

きっと、住みながら、テーブルをどうしようかと悩んでくださり、
私の提案を信じて、修理に出してくださったのでしょう。
クライアントさま、満面の笑顔です^_^

しっかりした無垢材で作られた古い家具は、釘などを使わないで、丁寧に作られているものが多いのです。
磨いたり、傷んでいる部分を取り替えたりしたら、味のある素敵な家具になる。。

リフォームしてピカピカになった空間に
スッと馴染み、なんとも落ち着いた雰囲気になるのです。
最愛のわが家のインテリアなのですよー!

活かして使いたいモノがある方、
古い建具や家具を使って、レトロなリフォームをしたいと思う方、
永く使えるシンプルで上質な家具をオーダーしたいとお考えの方、

どうぞお気軽にご相談くださいね→

 

アンティークな椅子の秘密は。。

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リフォームの終わったお宅の、ホールに置かれたアンティークな椅子。。

リフォーム工事が始まったばかりの頃、納屋の中に置かれているのが目に留まったのです。

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ゴブラン織りの座面の生地は破れ、クッションの木屑が、外に飛び出すのを防ぐために
ガムテープが貼られ、回転軸も緩み、ぐらぐらの状態。。

聞けば、おじいちゃんが子どもの頃に使われていた、思い出の椅子なのだそうです。

広葉樹で作られた躯体は、年を経て味わい深くなっておりましたし、
曲げ木の細工もなかなか見事!

これならリフォームが終わった空間に、さりげなく馴染み、
若いご夫婦にも永く愛してもらえそう。。

直してみたらどうでしょう、と提案すると、
クライアントさま、快く承諾してくださいました!
座面のクッションを入替え、布も貼り替えて、
磨きをかけ、塗装もしました。

大切に直せば生き返るのです!
おばあちゃんにも
喜んでいただけてヨカッタ。。

長年仕事していると、素敵なものに出会うことがあります。
ワタシ、アンテナ張りまくっているのかもしれません。

それは、家具であったり、
使い込んだ板であったり、
建具であったり、
金物であったり。

数年前、直した椅子を置いた、小さなコーナーはコチラ。
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自分だけの素敵な家になりますよ!
また、時々紹介していきますね。

 

古箪笥。。

倉庫に高く積まれているクラシカルなものは。。

解体前の小泉の家にあった、古い欅の造作箪笥の引き出しです。
爽やかな秋晴れの下、
きれいに磨き、風を通して虫干し(笑)

箪笥本体は傷みがひどく、使うことは出来ませんでしたが
長年愛用されてきた、この風合いのある引き出しを
捨ててしまうのはモッタイナイ。。

新しく再生する家に使ってみようと思います。

実生の家では小さな桐の箪笥を壁に埋め込みました。

小泉の家の引き出しは1間半もあるのです。。
とにかく大きい。。。。。仕上げをお楽しみに。。。