works(リフォーム)
ひろしま住まいづくりコンクール2019_空き家再生部門で最優秀賞をいただきました@西条の家
ひろしま住まいコンクール2019、空き家再生部門で最優秀賞を受賞しました!
昭和47年築、
築47年を数える、木造平屋建ての家を購入し、
30代のクライアントご夫妻と3人の子どもさんの5人家族のために
リフォームした家。
床下を調査すれば、シロアリの活動真っ盛り!
シロアリがうじゃうじゃと活動中(汗!)
(そのとき撮った床下の写真。
基礎の立上りに作った茶色の筋が、蟻道とよばれる
シロアリのトンネルなのです。)
長期優良化リフォーム事業に初めて取り組み、
そのための申請と質疑に追われ、
工期も圧迫。
クライアントさまを待たせつつ
焦りと汗で、
本当に半べそかきながら(笑笑)がんばりました。
最後は無事に250万円の補助金を受給していただき、
出来上がりに大満足していただき、
笑顔いっぱいに喜んでいただけました。
こんな思い出深い仕事だけに
この度の受賞は本当に嬉しいです!
一緒に頑張ったチームフカガワのみんなと
喜びを分かち合いつつ、これを励みに
これからも頑張っていきたいと思います。
本来なら、今日は広島県庁で表彰式が行われるはずでした。
新型肺炎感染症の影響で中止。
できれば施主のKさまと一緒にハレの表彰式に参加したかったけれど
この度の情勢では仕方ありません。。
表彰状ほかトロフィーなど、宅配便にて送っていただきました。^。^
さて、住まいコンクール2019の作品展が、広島県内の市町村を巡回するそうです。
お近くで目にされたら、どうぞご覧くださいね!
中古平屋の家のフルリノベーション、サムサニマケズ追い込み中_西条の家
こんばんは!
わが家の窓から見える皆既月食です。
すこーし薄雲がかかっていて、はっきり見えないのが残念。。
みなさまの窓からは、どんな月が見えていますか?
今日は、東広島市西条町で進行中の
木造平屋のフルリノベーションの続きのお話。
寒い日が続くなか、
大工さんチームを筆頭に、職人さんチームの頑張りで、
現場はずいぶん進んで来ました。
(ブログの進行が間に合っていませんが。。(^◇^;))
解体前の元の姿は、、
昭和の香りがする、笑
どこか懐かしい感じの家。
リフォームをして、大切に住んで来られた様子が伝わってくるのですが。
30代のご夫婦➕子ども3人のご家族が新たに住まいとするためには、
耐震工事、断熱工事などきちんとしたい!ということに。
そこで、家の健康診断というべき、インスペクション(現況調査)をしましたよ。
状態がわからなければ、治療ができないのでね。
基礎部分の鉄筋に反応する鉄筋探査機で検査ちう。の様子。
床下に進入すると、シロアリさんの道を発見!
中には、ゾクゾクとシロアリさん生息(((o(*゚▽゚*)o)))
シロアリさんが食ったところはこんな風になります。
現況検査→リフォーム設計→耐震断熱等詳細設計→長期優良化リフォーム設計→着工
ざっとこのような手順を踏むのですが、
検査機関から何度も訂正や説明を求められ、、
着工は当初の予定より数ヶ月も遅れてしまいました。
古い家をきちんと耐震化設計をして
長期に渡って家をきちんと住み続けることができるよう
維持保全計画を作成。
これにより、高額な補助金を受けることもでき
メリットは大きいのです。
しかし、申請から着工まで
予測以上に時間と手間がかかったのも事実。
これから取り組まれる方は、
工事期間にかなりの余裕を持っておかれた方がよいかと思います。
さて、いろいろな手続きを経て、ようやく解体開始。
シロアリさんに食われたところはモチロン撤去しましたよ。
天井を落とすと、小屋裏には弊串が。。
昭和47年上棟が刻まれています。
きっと、家族の大きな喜びとともに、上棟を迎えられたのでしょう。
リフォーム、リノベーションで解体をする度に、
身の引き締まる思いがする瞬間です。
きちんと直して、長く住み続けてもらうように頑張らなければなりません。。
また工事の様子を紹介していきたいと思います。
2月末にはオープンハウスが出来ると思うので
詳しい日程は、またお知らせしますね。
平屋の家のリフォームに興味がある方、
耐震断熱リフォームに興味がある方、
長期優良化リフォームに興味がある方、
贈与により住宅リフォームをされたい方、
贈与税の控除の条件について、詳しく知りたい方、
どうぞ見に来てくださいね!
リフォーム完成photo_北側リビングの家を暮らしよく。。
賀茂大地には、石州赤瓦屋根の家がたくさんあります。
赤瓦、白漆喰壁、立派な柱・梁で建てられた家々は、風景を作り
訪れる人を驚かせます。。
しかし、この純和風の立派な家、
客間が、日当たりのよい南側を占領し、
住んでいる人は、北側の日当たりの悪い(寒い!)ところで暮らしている。。
というのも、よくある話ではないかと思います。
今回リフォームさせていただいた家も、北側に居間があり、
日中でも、薄暗いことや、収納の少なさやら、台所の使い勝手やら、etc….
いろいろな悩みをお持ちでした。
退職を機に、終の棲家として、リフォームを決意されましたよ!
プランで悩み、解体してから、ううむ。。。と唸ることの多いのが、リフォームの現場です。
この度、いつもに増してアタマを悩ませました。
北側の居間に、モットヒカリヲ。。。
玄関を開けたら、丸見えになってしまう居間に、視線を遮りながら風を通す工夫を。。。
バリバリ現役で仕事をされている奥さまに、ちゃちゃりと家事をこなせる動線と収納を。。。
退職後から将来を見据えて、ゆっくりくつろいで暮らせる、心地よい家を。。。
今日は、その完成photoをご紹介しますね。
こちらは、家族が集まるリビング。
施主様ご希望の掘コタツを、ヒノキで作りました。
居間と台所がそれぞれ独立していたのですが、
広々、ワンルームでつなげました。。
実は、こんな仕掛けをしてあります。
仕切りたいときには、ロールスクリーンの生地を入れた障子で、柔らかく間仕切るのです。
どこに3枚の障子が隠れているか、わかりますか?笑
(下の写真、ワークスペース本棚の裏を見てくださいね!)
そして、こちらは。。
こちらは玄関側に位置する障子。
上下とも摺り上げることができる、雪見月見障子です。
夏に戸を開け放しても、居間の様子が丸見えにならずに、風を通すことができます。
こちらはダイニングテーブル脇にある、奥さまのワークスペースとして。
台所にあれば、日常の、こまごました時間を利用して、仕事をこなすことができますよね。
家事動線と収納については、しっかり話し合い
意見を聴きながら、プランしました。
その様子は、盛りだくさんなので、またの機会に。。
納屋リノベーション工事、進んでいます@豊栄の家。。
『たくさんの思い、たくさんの夢。。
誰に頼んだら、思いを伝えながら、リノベーションできるのだろう。。
母屋の隣の古い納屋。。
どうしよう、どうしたい私?』
迷った末に、たどり着いてくださりました。
たくさんの、素敵な思いの「もつれ」を、ひとつずつ解きながら。。
工事は順調に進んでいます。
地元のアンティークショップ、リカムアクロスさんで求められたという
ステンドガラス。
ああがいいか、こうがいいかと
棟梁と私でスッタモンダして。。
すっきりと取り付けてもらいました。
陽を受けると、とても綺麗。
工事現場でありながら、なんだかいつもと違う感じです。笑
なぜ、この低い位置なの?
上の透明な窓はナニ?
これにはワケがあるのですよ!
それはまたの機会にお話しますね。
暮らしのまん中に、レトロなテーブル。。
先日、リフォームの引渡しをして、一ヶ月ほど経過したクライアントさま宅を訪問しました。
ダイニングに置かれていたのは、使い込まれた飴色のテーブル。。
抽斗(ひきだし)は、箱膳式に使われていたもの。
実は、このテーブル。
アンティークな回転椅子と一緒に、納屋の中に眠っていたものでした。
素材は松。
ひきだしの取っ手は外れ、傷みがかなりありました。
けれども、ガタつきはなく、何よりしっかりと作られている。。
これも直したら、素敵なテーブルになりますよ。と提案すると、
『いえいえ、こんな古いモノは、もう使いません。』とクライアントさま。
きっと、住みながら、テーブルをどうしようかと悩んでくださり、
私の提案を信じて、修理に出してくださったのでしょう。
クライアントさま、満面の笑顔です^_^
しっかりした無垢材で作られた古い家具は、釘などを使わないで、丁寧に作られているものが多いのです。
磨いたり、傷んでいる部分を取り替えたりしたら、味のある素敵な家具になる。。
リフォームしてピカピカになった空間に
スッと馴染み、なんとも落ち着いた雰囲気になるのです。
最愛のわが家のインテリアなのですよー!
活かして使いたいモノがある方、
古い建具や家具を使って、レトロなリフォームをしたいと思う方、
永く使えるシンプルで上質な家具をオーダーしたいとお考えの方、
どうぞお気軽にご相談くださいね→★